SCOPE HOW-TO GUIDE

CSV集計の前に、確認する7項目。

数行なら問題なくても、毎月のCSV集計では小さなデータのずれが積み重なります。元データを残したまま、次の順番で確認すると原因を切り分けやすくなります。

1. 元ファイルを別名で保存

取り込み前のCSVを複製しておきます。重複削除や表記統一は元に戻せないことがあるため、加工用と原本を分けるのが基本です。

2. 文字コードと区切り文字

文字化けがある場合はUTF-8とShift-JISの違いを疑います。列がずれているなら、カンマ以外の区切りや、セル内のカンマ・改行を含む引用符付きデータを確認します。

3. 見出し行と列の数

1行目が項目名か、タイトル行が混入していないかを確認します。列数の不一致や同名見出しがあると、後工程で集計対象を間違えやすくなります。

4. 日付・金額・IDの形式

日付が文字列として保存されていないか、金額に通貨記号や単位が混ざっていないかを調べます。顧客IDや郵便番号などの先頭のゼロは、数値変換すると失われる場合があります。

5. 空欄と重複の「意味」

空欄が入力漏れか意図的な未設定かを区別します。同じ顧客IDでも、複数日の取引であれば正しい重複です。削除前に何を一意とするか決めてください。

6. 前後の空白・表記ゆれ

「商品A」と「商品A」や、前後に空白のある文字列は、見た目が近くても集計では別扱いになり得ます。正規化が必要な列と、変更してはいけない識別子を分けます。

7. 処理後の件数・合計値を照合

整理の前後で行数、重複数、空欄数、必要な金額合計を確認します。異常が出たときは加工を重ねず、原本と比較して原因を特定します。

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Scope CSV Studioでは、空欄・重複チェックと選択的な空白整理を行えます。先頭ゼロを保護するため、出力するExcelのセルは原則として文字列として扱います。複雑な会計判断や、重複の意味の自動判定は行いません。

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